火加減はいかが?

悩みながら料理の勉強中。料理下手な人間の思考をさらけ出すことで、料理できる人とできない人の間にある溝を埋めることを勝手に使命にしているブログです。よろしく

不思議な食感、じゅんさい

毎年夏になると、親戚筋から「じゅんさい」をもらいます。

ジュンサイとは?

じゅんさいは水面に葉を浮かべる水草の一種です。 淡水の沼に生息します。じゅんさい沼の深さは約80cm~1mほどです。沼底に根を張り、そこからたくさんの茎を伸ばし緑色の楕円形をした葉を水面に浮かべます。春から夏にかけてじゅんさい沼は一面を鮮やかな緑色の葉で覆われます。 茎からでてくる新芽はゼリー状のヌメリで覆われており、食用として摘み取られます。

じゅんさいとは? 【じゅんさい生産量日本一!秋田県三種町から産地直送で販売!じゅんさいときりたんぽの安藤食品】 より

 

特徴は「ゼリー状のヌメリ」

 

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味は・・・しません
。食感を楽しむ食材です。

ちっちゃい頃から食べる機会があったのですが、

なんでこんな謎のプルプルする草食べなきゃならないんだろうって

疑問だったし正直嫌いでした。

他の草はプルプルしてないし、そもそもこのプルプルって何??いまでもわかってないまま食べてる・・・

 

大人になって、これが高級食材として扱われていると知ってびっくり。

確かに希少・・・か?

 

船に乗って収穫

一人用の船の先端に乗って、身を乗り出しながら収穫することになります。

水中の水草をかき分けながら、茎の途中に生えている、葉っぱが開いていない小さい若芽を摘んでいきます

茎もぬるぬるしてるので、素手で一発でとるのは難しいかも。

道の駅とかで売ってるジュンサイ摘み用の銀の指サック(?)を付けるか、軍手で滑らないようにするといいです。虫よけにもなるし。私は軍手で採ることが多いかな。

 

船だから酔う。そして暑い

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前かがみの姿勢で揺れる船の上での作業なので、慣れてない人は酔います

更に収穫時期は夏ですので、めちゃくちゃ暑いです。スポドリ必須。

 

うちの沼は生き物がいっぱい

沼なのでもいて、長袖長ズボンがデフォルト。水中も変わらず虫はいるし、時々運が良ければヘビも泳いでます。カエルがいっぱいいるのでそれを狙ってきているのかも。

きちんと整備されている沼はこんなに賑やかではないのでご安心を。

 

じゅんさい取り経験してみて

親戚の所有する沼で、水草取り(掃除)ついでにじゅんさい取りをすることがあります。

黙々と作業するのが得意なので、ジュンサイ取りは楽しくて好きです。

親戚のおばさんはラジオをつけながら収穫してますね。私は無音・無言でひたすら採ります。

慣れてないと、船の乗り降りの時や、収穫するときにバランス崩して落ちることがあるので、着替えを持ってきておくといいです。(何度か落ちた)

落ちなくても、船に水が入ることもしょっちゅう。

そして収穫後はすぐにお風呂に入ることをオススメします。やっぱ虫が気になるからね。ということでどっちみち着替え必須。

 

お吸い物がおいしい

食べ方はなんでもいいですが、生のジュンサイは茹でてください。

沸騰したお湯に1,2分入れて、色が変わったらOK。

我が家では、茹でている間にハスの葉みたいに開いてしまったやつはどけて食べます。

 

食べ方はなんでもいいです。ワサビ醤油やぽん酢、鍋に入れるも自由。

私はうどんのトッピングにしたり、お吸い物にしたりします。

汁ものに入れる時は、味付けは気持ち濃いめです。じゅんさいのぷるぷるではじかれる?のかうすく感じるので。

 

さいごに

ポケモンランクルス一族もプルプルに包まれているので、じゅんさいモチーフの草タイプポケモンだと思っていました。違った。細胞だった。

さっぱりつるつるしたものが食べたい時は「じゅんさい」をどうぞ!

通販もあるみたいです。

andofoods.com